カップ(水 / 感情)
カップの4Four of Cups

正位置
逆位置
ユング心理学から
アドラー心理学から見た行動指針
この札が出た日の読み物
正位置
目の前の杯に、まだ気づいていない一日
今日の合言葉味わい直す
分野別に見ると
恋愛・仕事・お金・人間関係
♡恋愛
★★★★★
目の前の相手を見る日
今ある関係や、差し出された好意に、気づかないまま過ごしやすい日です。「他にもっと」と思う前に、目の前の人の良さを一つ探してみてください。
✎仕事・学び
★★★★★
退屈の中にヒントがある日
仕事がマンネリで、気持ちが入りにくいかもしれません。でも、見慣れた場所に新しいチャンスは隠れています。今日は、いつもの仕事を違う角度から見てみて。
¥お金
★★★★★
あるものを確認する日
お金が足りない、と感じやすい日ですが、実際に数字を見ると、思ったより持っているかもしれません。今あるものを確認する。不満は、確認で減ります。
☺人間関係
★★★★★
内にこもりすぎない日
人と関わるのが面倒になりやすい日です。それでも、誰かが差し出した小さな誘いや親切に、一つだけ応えてみて。思ったより、心が温まります。
絵札が映す、今日の空気 ユングの視点
なんとなく、満たされない日
カップの4には、木の下で腕を組んで座り、目の前に並ぶ三つの杯を眺めている人物が描かれています。そして雲から差し出されている四つ目の杯には、気づいていない。この札は「倦怠」「内省」「マンネリ」を表すんですよね。
今日のあなたは、特に悪いことはないのに退屈、何をしても心が動かない、与えられているものに飽きている、そんな気分になりやすい時期にいるかもしれません。恵まれているのに、満たされない。そんな日です。
ユング心理学では、感情機能が鈍っているとき、すでにあるものの価値を感じ取れなくなると考えます。新しいものが欲しいのではなく、今あるものを味わう力が一時的に落ちているだけ。今日は、新しい杯を探す前に、目の前の三つを、一つずつ丁寧に見てみてください。四つ目の杯は、たいていそのあとで見えてきます。
今日の一手 アドラーの視点
今あるものを、一つ味わい直す
アドラー心理学では、幸福は「何を持っているか」より「持っているものをどう使うか」で決まると考えます。退屈は、持っていないことから来るのではなく、使い方を忘れていることから来るんですよね。
今日は、新しい刺激を探すのをやめて、すでに手元にあるものを一つだけ、改めて味わってみてください。人でも、物でも、場所でも構いません。
たとえば、いつもの通勤路で、見たことのない店を一つ見つける。長く使っている道具を、丁寧に手入れする。身近な人に、「いつもありがとう」と、改めて言ってみる。味わい直したものは、新品のように感じられることがあります。倦怠は、新しさの不足ではなく、注意の不足。今日は注意を一つ、目の前に戻してください。
今日のお守り
まとう色
マスタード鈍った感覚に、小さな刺激を入れる
疲れたら
セージ退屈な気分を、静かに受け入れる
四つ目の杯は、三つをちゃんと見たあとに見えてきます。今日は、目の前を一つ味わい直してください。
— 今日の札より
逆位置
停滞から抜けて、見過ごしていたものに気づく一日
今日の合言葉顔を上げる
分野別に見ると
恋愛・仕事・お金・人間関係
♡恋愛
★★★★★
気持ちが動き出す日
停滞していた恋愛に、新しい興味や動きが出てくる日です。閉じていた心が開いて、相手の良さに気づけるかもしれません。素直に反応してみてください。
✎仕事・学び
★★★★★
やる気が戻る日
退屈だった仕事に、新しい面白さを見つけられる日です。新しい提案や、やってみたかったことに手を伸ばして。停滞を抜けるきっかけが、今日あります。
¥お金
★★★★★
動き始める日
お金に対する無関心が、前向きな興味に変わる日です。貯金の目標を立て直す、気になっていた方法を調べてみる。小さな行動が、流れを変えます。
☺人間関係
★★★★★
人とまた関わりたくなる日
閉じていた気持ちがほどけて、人と話したくなる日です。久しぶりに誰かに連絡してみて。受け入れてもらえると、心がさらに開きます。
絵札が映す、今日の空気 ユングの視点
やっと、顔が上がる
カップの4の逆位置は、腕を組んでいた人物が、ふと顔を上げて、差し出されていた杯に気づく場面です。退屈が終わる、新しい視点が入る、止まっていた気持ちが動き出す。この札は「気づき」「再起動」「新しい視点」を表すんですよね。
今日のあなたは、ずっとマンネリだと思っていたことが急に新鮮に見える、見過ごしていたチャンスに気づく、やる気が少し戻ってくる、そんな流れの中にいるかもしれません。何かが大きく変わったわけではなく、ただ目線が変わった日です。
ユング心理学では、停滞から抜ける瞬間を、無意識が「見るべきものはこれだ」と示すときだと考えます。四つ目の杯はずっとそこにあった。今日は、それが見えるようになった日です。気づいたことを、見なかったことにしないでください。差し出された杯は、受け取るまでは、まだあなたのものではありません。
今日の一手 アドラーの視点
気づいた杯を、一つ受け取る
アドラー心理学では、「変わる勇気」を大事にします。気づいても動かなければ、停滞は続く。気づいた瞬間に、小さく動くことで、人生の流れは変わるんですよね。
今日は、見過ごしていたと気づいたものに、具体的に一歩だけ近づいてみてください。見るだけで終わらせない。手を伸ばす。
たとえば、ずっと誘われていたのに断っていたことに、今回は「行く」と返事をする。前から気になっていた仕事の改善案を、一つだけ試してみる。疎遠になっていた人の投稿を見て懐かしくなったら、一言コメントを残す。顔を上げた日は、杯を受け取る日です。今日は、気づいたものに手を伸ばしてください。
今日のお守り
まとう色
ターコイズ動き出した気持ちを、さらに前へ
疲れたら
オフホワイト新しい視点を、静かに定着させる
気づけた時点で、停滞は半分終わっています。今日は、気づいた杯に手を伸ばしてください。
— 今日の札より