カップ(水 / 感情)
カップの6Six of Cups

正位置
逆位置
ユング心理学から
アドラー心理学から見た行動指針
この札が出た日の読み物
正位置
懐かしさが、今日のあなたを温める一日
今日の合言葉懐かしさ
分野別に見ると
恋愛・仕事・お金・人間関係
♡恋愛
★★★★★
懐かしさが縁を運ぶ日
昔の恋人や、幼なじみなど、過去の縁が動く日です。思い出話が、心の距離を縮めます。純粋で素直な気持ちで接すると、相手も心を開いてくれます。
✎仕事・学び
★★★★★
初心に返る日
仕事を始めたころの気持ちを思い出すと、やる気が戻ってくる日です。昔お世話になった人に連絡する、過去の成功を振り返る。原点が、今の仕事を支えてくれます。
¥お金
★★★★★
思い出への投資の日
家族や故郷、懐かしい場所に関わる支出が、心を満たす日です。贈り物や、帰省の計画にも向いています。思い出は、お金で買える中でいちばん長持ちします。
☺人間関係
★★★★★
旧交を温める日
久しぶりの友人や、家族との時間が心を温める日です。昔の写真を見る、思い出の場所を訪ねる。懐かしさを共有できる人は、あなたの宝物です。
絵札が映す、今日の空気 ユングの視点
子どもの頃の感覚が、戻ってくる日
カップの6には、花を活けた杯を小さな子に手渡す、もう一人の子どもが描かれています。古い街の中庭、やさしい光。この札は「懐かしさ」「無邪気さ」「過去からの贈り物」を表すんですよね。
今日のあなたは、昔の友人から連絡が来る、ふと子どもの頃を思い出す、懐かしい場所や味に出会う、そんな流れの中にいるかもしれません。忙しい日々の中で忘れていた、純粋に楽しかった感覚が戻ってくる日です。
ユング心理学では、子ども時代の記憶を「本来の自分」に戻るための大切な入口と考えます。何者かになる前の、ただ好きなことを好きと言えた自分。今日の懐かしさは、その自分からの贈り物です。恥ずかしがらずに受け取ってください。大人になったあなたが、今日少しだけ子どもに戻っても、誰も困りません。
今日の一手 アドラーの視点
昔好きだったことを、一つやる
アドラー心理学では、幸福を「貢献感」と結びつけますが、その土台には「自分を受け入れること」があります。昔の自分を懐かしめるのは、その自分を受け入れられている証拠なんですよね。今日は、その受け入れを、行動で一つ形にしてみます。
今日は、子どもの頃や若い頃に好きだったことを、一つだけやってみてください。意味や役に立つかどうかは、考えなくていい。
たとえば、昔よく聴いていたアルバムを、通しで聴く。子どもの頃に好きだったお菓子を、帰りに一つ買う。懐かしい人の名前を思い出したら、「ふと思い出して」とだけ連絡する。昔の杯から水を飲むと、今の杯の味も変わります。今日は、純粋に楽しかった感覚を、一つ取り戻す日です。
今日のお守り
まとう色
ハニー懐かしい温かさを、今日の活力に変える
疲れたら
ミルクティー思い出の中で、心をゆるめる
今日は、昔のあなたからの贈り物を受け取る日です。好きだったことを一つ、楽しんでください。
— 今日の札より
逆位置
過去を美化して、今が見えにくい一日
今日の合言葉足を今日に
分野別に見ると
恋愛・仕事・お金・人間関係
♡恋愛
★★★★★
過去と今を分ける日
昔の恋や、理想化した思い出と、今の相手を比べていませんか。過去は美化されやすいもの。今日は、目の前の相手の良さを、新しい目で見てみてください。
✎仕事・学び
★★★★★
昔のやり方を手放す日
「前はこうだった」という過去のやり方にこだわりやすい日です。今の状況に合わせて、少しだけ更新してみて。経験は活かしつつ、手段は変えられます。
¥お金
★★★★★
過去の習慣を見直す日
昔からの癖で続けている支出が、今の生活に合っていないかもしれません。「なぜこれを続けているか」を一度問い直す。惰性の出費が見えてきます。
☺人間関係
★★★★★
しがらみを少しゆるめる日
過去の関係や、昔の約束に縛られていませんか。今の自分に合わない関係は、無理に続けなくて大丈夫。今日は「今の自分」で人を選んでみてください。
絵札が映す、今日の空気 ユングの視点
「あの頃は良かった」が、増えている
カップの6の逆位置は、懐かしい中庭から、現在に戻れなくなっている状態です。過去の思い出にしがみつく、昔と比べて今を否定する、幼さが抜けない。この札は「過去への執着」「前を向く」「幼さ」を表すんですよね。
今日のあなたは、昔の成功や楽しかった時期と今を比べて落ち込む、過去の関係を引きずる、「戻りたい」と思ってしまう、そんな気分になりやすい時期にいるかもしれません。思い出は美しく見えて、今は色あせて見える日です。
ユング心理学では、過去への退行を、現在の課題から目をそらすための心の動きと考えることがあります。戻りたいのではなく、今が少し重いだけ。今日は、思い出を否定する必要はありません。ただ、「あの頃」と「今」を比べるのを、一度やめてみてください。思い出は持ったまま、足だけ今日に置く。それで十分です。
今日の一手 アドラーの視点
思い出を持ったまま、今日の一つをやる
アドラー心理学は、「過去がどうであれ、今日から変えられる」と言います。過去を手放す必要はないんですよね。持ったまま、今日の行動を選べばいい。思い出は荷物ではなく、ポケットに入れておけるものです。
今日は、過去と比べそうになったら、「今日できること」を一つだけ選んで、それをやってください。比べる時間を、やる時間に変えます。
たとえば、「昔はもっと活躍していた」と思ったら、今の仕事で一つだけ小さな改善をする。過去の関係を思い出したら、今そばにいる人に一言だけ優しい言葉をかける。「戻りたい」と思ったら、その場所を再訪する予定を、未来の日付で入れる。過去は、今日の一歩を止めるためではなく、支えるためにあります。今日は、足を今日に置いてください。
今日のお守り
まとう色
オレンジ今日に向かう足に、前向きな力を
疲れたら
グレージュ過去への執着を、ゆるやかにほどく
思い出は持ったままでいい。今日は足だけ、今に置く。それで景色の色が戻ってきます。
— 今日の札より